【特集】おススメ紫陽花のマジカルシリーズの4種類と特徴

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紫陽花の花色が緑色から赤や青色に変化する「マジカルシリーズ」。1株でいろんな色合い変化を楽しめる画期的な品種をもっと楽しみたい方向けに、入手方法やマジカルシリーズ品種をご紹介します。
紫陽花のマジカルシリーズって、どんな品種があるの?
ネット通販でも買えるの?
店舗でも販売しているの?
という悩みを解決します。
- マジカルシリーズの種類を紹介
- 店舗で見かける品種・買える品種
- ネット通販でも買える品種

花屋敷 カレン
・実体験に基づいたノウハウや失敗例・成功例を紹介
・実際の写真と経験を根拠に解説
この記事を書いている私はガーデニング歴10年目、我が家の小さなお庭や玄関は365日24時間、四季折々を楽しめる空間を実現。お花を買っては枯れて、植えては抜いての繰り返しで学んだ経験をもとに、植物を知って育てるノウハウを発信しています。
マジカルシリーズを知っている方も初めて知る方も、本記事を読んでいただくことでマジカルシリーズの良さを楽しめることができます。
では、実際に購入したマジカルシリーズを紹介し、入手方法についてもご紹介します。
マジカルシリーズとは
マジカルシリーズは、花色の変化を長く楽しめるように選抜・育成された園芸品種群です。一般的なアジサイが開花後に徐々に色あせていくのに対し、マジカルシリーズは開花が進むと花色が豊かに移り変わり、その変化自体が観賞価値になっています。
花色が何度も表情を変える
咲き始めは緑色ですが、徐々に鮮やかなピンクやブルー、パープルなどの色が入り始め、その後は緑色やアンティーク調の落ち着いた色合いへと変化していきます。一つの株で長期間にわたり異なる雰囲気を楽しめます。
花もちが非常に良い
装飾花(花びらのように見える部分)がしっかりしていて傷みにくく、見頃が長く続きます。庭植えでも鉢植えでも美しい状態を長く維持しやすいのが魅力です。
色あせではなく“熟成”する印象
通常のアジサイでは退色と感じられる変化も、マジカルシリーズでは深みのあるアンティークカラーへ変化します。まるで花が成熟していくような趣があり、開花後半の方が好みという愛好家も少なくありません。
株姿が整いやすい
品種によって差はありますが、比較的まとまりの良い樹形になるものが多く、鉢植えや玄関先のディスプレーにも向いています。剪定をすることで小さな鉢でも育てやすいと言えます。
切り花やドライフラワーにも向く
花弁が厚く丈夫で、茎も太いため、切り花として長持ちしやすく、色が落ち着いてきた頃にドライフラワーへ利用する楽しみ方も。
まとめ
代表的な品種には、ピンク系、ブルー系、グリーン系などさまざまな色調のものがありますが、共通しているのは「花色の移り変わりを長期間楽しむ」というコンセプトです。一般的なアジサイが“開花の瞬間の美しさ”を見せる花だとすれば、マジカルシリーズは“季節とともに変化する美しさ”を味わうためのアジサイといえるでしょう。
「マジカルシリーズの花型はてまり咲きで、咲き進むにつれて花色が緑色から個体が持つピンクや青、紫色等に変化するので観賞して飽きないですね。」
マジカルシリーズって…?
まだまだ疑問があると思うのでQ&Aにしました。
紫陽花の花色が緑色になるのは昔は「葉化病」と言われていました。細菌の一種である「ファイトプラズマ」が植物の細胞内に寄生することが原因だとか。しかし、マジカルシリーズ系は草化病ではなく歴とした緑色の花色です。
緑色を氣塾として花色が変化してゆく、ということで昔は緑色の花色を持つ紫陽花は地味で人気がない、病気だから処分しないといけないという認識から緑色の花色を持つ個体は逆に珍しい、落ち着いてしてシックでかわいいという紫陽花マニアにひと目置かれる存在に変わってきています。
普通のアジサイは、開花のピークが過ぎると徐々に色あせていきます。一方、マジカルシリーズは「咲いた後」も見どころが続くように育成されています。たとえば、咲き始めは華やかなピンクやブルーだった花が、時間の経過とともに深みのあるグリーンやアンティークカラーへと変化します。そのため、一株でまるで何種類もの花を楽しんでいるような感覚になります。
「咲いた瞬間が一番きれい」ではなく、「咲いてからもどんどん魅力が増していく」。それがマジカルシリーズならではの大きな魅力です。
マジカルシリーズは花もちの良さで知られています。一般的なアジサイが見頃を終えたあとも、美しい姿を保ちながら色を変え続けるため、長い期間観賞できます。朝の水やりをしながら眺めたり、玄関先で季節の移ろいを感じたりと、毎日の暮らしの中で変化を発見する楽しみがあります。
「気づいたら花が終わっていた」というよりも、「今日はどんな色になっているかな」と毎日見るのが楽しみになるアジサイです。
花色の変化は、まるで花がゆっくりと成熟していく物語のようです。
たとえばピンク系の品種なら、
- 咲き始めは明るく華やかなピンク
- 次第に深みのあるローズ色
- さらに落ち着いたグリーンを帯びる
- 最後はアンティーク調の上品な色合い
というように表情を変えていきます。
ブルー系も同様に、爽やかな青から深みのある青緑色へと移り変わります。その変化は急ではなく、少しずつ進むため、毎日眺めていると「昨日とは少し違う」と気づく楽しさがあります。まるで一冊の本をゆっくり読み進めるように、季節の時間を花と一緒に味わえるのがマジカルシリーズの魅力です。
マジカルシリーズは、「たくさん咲くから美しい」というより、
「時間が経つほど愛着が深まるアジサイ」
と表現すると分かりやすいかもしれません。一度育てると、翌年もまたその色の変化を見たくなり、毎年の開花が待ち遠しくなる品種です。
マジカルシリーズについて引用しておきますね!
ハイドランジア マジカルシリーズは、オランダのコルスター社が育成したガクの先端にグリーンの縁取りが入るバイカラーのハイドランジアです。咲き始めから徐々に花色が変化し、魔法がかかったようにアンティークカラーになるまで2~3カ月と長期間楽しめるのが魅力的です。
次は、実際に育てている品種を紹介します!
品種の紹介
マジカルコーラル

紫陽花の基本色はブルーと思っていた紫陽花の歴史を覆すピンク色のマジカルコーラルは「幻の紫陽花」と思えるほど可愛らしい品種です。明るい緑色の蕾が開き始めるにつれて花弁の中心部からピンク色が広がっていきます。茎は太く短いため開花時に花が下向きに咲くことはなく上を向いて咲いてくれますので切り花として飾ることもできます。株が小さいうちは節が短いので花柄をつみとり、剪定は控えめにすることをおススメします。最初は鉢で育てて株が大きくなってから地植えをするのが安心です。コーラルは珊瑚という意味で、色鮮やかなサンゴ礁を思い浮かべることができます。
紫陽花の花色は土壌の酸度(アルカリ性もしくは中性)で変わります。マジカルコーラルは花色をピンク色に調整していています。花色をブルー色で調整したらアメジスト(色)になりますよ。
ピンク色の紫陽花を咲かせたい方は、紫陽花を植えている土をアルカリ性にしてみてくださいね。
紫陽花の花色は簡単にピンク色に変えられるよ
さて、次はお待ちかねの「マジカルアメジスト」の紹介に入ります。
マジカルアメジスト

マジカルアメジストは咲き始めは緑色で、咲き進むと中心部から桃色(青色・紫色)に変わり緑色を含めた二色の花色となり、最後に緑色の秋色になります。7月頃に開花し始めたら9月頃まで花房を維持し花色の変化を楽しむことができます。土壌の酸度で花色が変化しますので、マジカルアメジストブルー、マジカルアメジストピンクの2色が販売されています。てまり咲き自体は大きい方ではありませんが、花が詰まって咲くため、ボリューム感があり、コンパクトにまとまっている印象を受けますね。
シュロスバッカーバルト

シュロスバッカーバルトが他のテマリ咲きアジサイと異なるのが、両性花も開花するという点です。装飾花1つ1つの中心に丸まったしべのように両性花があります。装飾花が開き始めても中心の両性花は蕾の状態がづき、装飾花が満開になって数日後に両性花も咲くのです。咲き始めは、花房全体が明るいグリーン色を保ったまま花房が満開に近くなってくるころ、ようやく色が入り始めます。地色は花弁の縁から入り始めますが、またこの色がビビッドな明るく濃い赤紫色なので他の紫陽花には表現できない個性があります。
装飾花自体は、花弁が4枚~5枚の一重咲きで花弁の形も丸みのあるひし形に近い形で、花形としては珍しくないと言えますが、花弁の表面には少ししわが寄り花弁の一部がぷくっと膨らんだように凹凸していますので、自然な動きと立体感が出るので、一重咲きでも寂しくなく、明るく濃い赤紫色から変化する花色と両性花が開くことでかなりのボリューム感を演出しています。
花色の変化について引用させていただきます。
マットな深いグリーンとビビッドな濃いピンクの組み合わせは、これだけでも不思議な魅了を発揮します。花弁の縁から入ったピンクは少し広がるものの、途中で色の浸食が止まります。すると、今度は花の中心からピンクが入り始めます。気づけばグリーンよりもピンクの方の色の範囲が広くなり、グリーンがほとんどない状態となります。このタイミングで出てくるのが、中心の両性花です。最初はあまり存在感のない両性花ですが、開花するとなんと青くなるのです。
ビビッドな紫を帯びたような濃いピンクに少量のグリーン、
そこに青が入ると、なんとも言えない色合いとなります。シュロスバッカーバルトの色変化は、ここで終わりません。花房全体がビビッドなカラーに包まれた後、また少しずつピンクが抜けていきます。ピンクが抜けた部分には、再びグリーンが入り始め、最終的にピンクは縁にだけ残り、あとは全部ビンテージグリーンとなります。花の移り変わりが激しく、刻一刻と印象を変えていく姿は、何年見ていても飽きることがありません。
「シュロスバッカーバルト」あじさいの育て方.net
レッドアメジスト

マジカルレッドアメジストはレッドと書いているから濃い赤色をイメージしますね。しかし、土壌酸度調整で濃い青色の花色も「マジカルレッドアメジスト」として販売されています。花弁の外側に蛍光色のように明るい緑色が入り、濃い青色(ピンク色)、そして花弁に光沢があるため、単に青色の紫陽花と言い切れないみずみずしい美しさがあります。葉は群青色で濃い緑色をしています。真っ青な海と山を思い浮かばせる印象を受けます。マジカル系のため花持ちもよく、切り花で約1週間は花持ちしますよ。
レボリューション

レボリューションはマジカル系西洋紫陽花の他の品種と比較すると大人しい印象があります。花色が薄く優しく、存在を主張しない紫陽花ですが、特徴は装飾花が完全に開かず半開きをしていて、さらに咲き進んでも花びらに濃淡ができるためグラデーションが美しいと言えます。

土壌の酸度で、青~ピンク色まで変化することができます。グラデーションのピンク色は、紫陽花とは思えないは花色です。
レオーニ

「マジカルコーラルレオーニ」という品種の紫陽花を育てたのですが、ピンクやブルーとも言えない幻想的な複色が美しい!
マジカルコーラルの生産者が長年肥培管理を研究し、1鉢の中で様々な花色が出るように育てた特別な品種です
園芸ネット
入手方法
実際に入手した方法と、店舗で毎年販売されている品種、ネット通販の方が入手しやすい品種だと感じたことをまとめます。(紫陽花が出回る4月下旬から中旬にかけて店舗でもネット通販でも入荷時にタイミングよく見かけたということもあるため、あくまで個人的主観でまとめています)
| 品種 | 入手方法 | 店舗での販売状況 | ネット通販 |
|---|---|---|---|
| マジカルコーラル | ネット通販 | 見かけない | 見かける |
| マジカルアメジスト | 店舗販売 | 見かける | 見かける |
| シュロスバッカバルト | 店舗販売 | 見かける | 見かける |
| レッドアメジスト | ネット通販 | 見かけない | 見かける |
| レボリューション | 店舗販売 | 見かける | 見かける |
| マジカルレオーニ | ネット販売 | 見かけない | 見かける |
まとめ
複色の特徴を持つマジカルシリーズは落ち着いたシックな色合いが魅力的な品種です。是非、お好きな紫陽花を見つけて育ててくださいね!
近年、紫陽花は多くの品種が生み出され花色や花型、新枝咲き等急激な進化を遂げていますね。その一つである花色が変化するマジカルシリーズのご紹介でした。
おしまい。

